2024年度上半期の倒産件数 10年ぶりに5000件台 人手不足などが背景に
記録的な人手不足を背景に、2024年度上半期の倒産件数が10年ぶりに5000件台に達したことがわかりました。 【映像】2024年度上半期の倒産件数 10年ぶりに5000件台 東京商工リサーチによりますと、2024年4月~9月の全国の倒産件数は5095件で、2023年の同じ期間と比べ17.8%増加しました。倒産件数が5000件台に達するのは2014年度以来、10年ぶりです。 産業別にみると、「金融・保険業」を除く9つの分野で2023年より倒産が増えていて、最も増えたのは「サービス業他」、次いで「建設業」でした。 倒産の要因として、「人件費の高騰」など人手不足関連が急増しているほか、業績改善に必要な価格転嫁が充分にできていないことが中小・零細企業に重荷となっています。(ANNニュース)
ABEMA TIMES編集部