電動キックボードよりオススメです! 新作「WONKEY」を試乗レポート
023年に法整備が整い、新しいモビリティとして注目を浴びている「特定小型原動機付自転車」。なかでも注目の「WONKEY」に試乗してきたので、そのレポートをお届けします! パナソニックのEバイク「XEALT S5」を試乗レビュー
16歳以上なら誰でもOK! 「特定小型原動機付自転車」とは?
街中をスイスイ走っている電動キックボード、皆さん一度は見たことがあるでしょう。「シェアライドで乗ったことあるよ」という方も多いはず。ちなみに私、昨年クラウドファンディングで1台買いました(笑)。今回はそんな新しいモビリティのお話です。 ガソリンではなく電気を動力とする「電動モビリティ」は現在、キックボードや自転車型、バイク型などさまざまなタイプが発売されています。というのも2023年7月に「特定小型原動機付自転車」の法整備が実施され、16歳以上なら免許不要の手軽な乗り物となったから。ちなみにEバイク(電動アシスト付き自転車)やEVバイクと何が違うのか、言葉が似通っていて紛らわしいので、ここで一旦整理しましょう。
「Eバイク」とは?
「Eバイク」とは主に「電動アシスト付き自転車」の中でもスポーツタイプのものを指します。あくまで“アシスト”なので、ペダルを漕がないまま電動の力だけで進むことはできません。またアシスト範囲は法律によって以下のように定められています。 ◼︎時速24km以上の場合、アシストはされないこと。 ◼︎時速10km未満の場合、最大で1対2のアシスト比率。 ◼︎時速10km以上24km未満の場合、速度が上がるにつれアシスト比率が減少。
「EVバイク」とは?
「EVバイク」は一般的に、いわゆるオートバイのエンジンが電気モーターに置き換わったものを指します。排気量の代わりにモーターの定格出力(kW)によってその扱いが区分されます。 ◼︎モーター出力0.6kW以下: 原付第一種(排気量50cc以下相当) ◼︎モーター出力0.6kW超~1.0kW以下: 原付第二種(排気量50cc超~125cc以下相当) ◼︎モーター出力10kW超~20kW以下: 普通二輪(排気量125cc超~400cc以下相当) ◼︎モーター出力20kW超: 大型二輪(排気量400cc超相当)