市川紗椰がナビ!画家・田中一村をめぐる奄美大島のアートな旅
【DATA】 田中一村記念美術館 鹿児島県奄美市笠利町節田1834 ☎0997(55)2635 9~18時( 7・8月は~19時・入館は閉館の30分前) 休館日/第1・3水(祝日の場合は翌日。8/29~5/5、7/21~8/31、12/30~1/3は開館) 入館料/大人¥520ほか
「田中一村終焉の家」と一村が愛した奄美の風景
植物、鳥や昆虫の生き生きとした姿、海と浜の風景など、田中一村が描いた奄美の自然は今も守られ、様々なスポットで目にすることができる。島での一村は絵を描くために大島紬の染色工として働き、資金を貯めては一心に絵に集中する生活を送った。現存する「田中一村終焉の家」では1977年、生涯最後の10日間を過ごしたそう。奄美での約19年間、暮らしを絵に捧げながら人々と交流し、今も愛され続ける“一村さん”の気配にきっと出会える!
パイナップルによく似たアダンの実
鮮やかな斑の入った葉が印象的なクロトンも、一村作品に度々登場する植物
「田中一村終焉の家」は、繁華街名瀬から車で10分ほどの住宅地の一角。ガジュマルやクワズイモなどが生い茂る広場にひっそりとたたずむ
夕陽の名所「大浜」にて。逆光に照らされる海と空は、まさに作品に描かれたマジックアワーの色。隣接する「大浜海浜公園」「奄美海洋展示館」にも足を延ばしてみて ワンピース¥18700/ジャック・オブ・オール・トレーズ プレスルーム(ケラウズランブラ)
【DATA】 田中一村終焉の家 鹿児島県奄美市名瀬有屋38の3 ☎0997(52)1111(奄美市紬観光課) 撮影/柴田フミコ ヘア&メイク/中村未幸 スタイリスト/平田雅子 モデル/市川紗椰 コーディネーター/高田太郎 取材・原文/久保田梓美 ※情報は2024年10月現在のものです ※BAILA2024年12月号掲載