“新体制”が始動へ…B・フェルナンデス、アモリム監督への期待を語る「成功をもたらすと確信」
マンチェスター・ユナイテッドに所属するポルトガル代表MFブルーノ・フェルナンデスがルベン・アモリム新監督への期待を口にした。13日、イギリスメディア『スカイスポーツ』がコメントを伝えている。 今シーズンは開幕直後から不安定な戦いが続き、第9節終了後に就任3年目のエリック・テン・ハフ前監督の解任に踏み切ったマンチェスター・ユナイテッド。その後、スポルティングを2度の国内リーグ制覇に導いたルベン・アモリム監督の招へいを発表。クラブOBのルート・ファン・ニステルローイ氏の暫定体制を経て、インターナショナルマッチウィーク後からはいよいよアモリム監督が指揮を執ることとなる。 現時点で首位リヴァプールとは「13」ポイント差。13位からの巻き返しに向けて、アモリム監督の手腕に注目が集まるが、B・フェルナンデスは同郷の指揮官に大きな期待を寄せているようだ。主将を務める30歳は「彼はスポルティングで特別なことを成し遂げた。20年間リーグ優勝から遠ざかっていたクラブをタイトルに導き、非常に若いチームで2度も頂点に立った」と前置きしつつ、次のように言葉を続けた。 「彼にとって今こそが来るべき時だと思う。エネルギーとクオリティー、そしてサッカーに関する知識をもたらしてくれるだろう。僕はスポルティングの試合をほぼすべて観戦したが、彼はクラブに情熱を取り戻し、多くの良いものをもたらした。人は時として、適切な瞬間であれば空間のエネルギーを変えることができると思っている。ここでも同じことが起きるよう願っているよ」 「僕が見た限りでは、彼は戦術的に非常に優れたことをしている。明らかに、彼がこれまでやってきたことを変えるようなことはないだろう。選手やプレー方法は異なる。しかし、彼が望むプレー方法とは別に、彼が持っているサッカーの考え方が僕たちに成功をもたらすと確信しているよ」 一時代を築いたサー・アレックス・ファーガソン元監督が2013年夏に退任して以降、暫定を含めると通算10人目の指揮官となるアモリム監督。果たして“赤い悪魔”にかつてのような強さを取り戻すことはできるか。初陣は現地時間24日に控えるイプスウィッチ戦となる。
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