とんど焼き、餅で無病息災 奈良・大神神社でたき上げ
奈良県桜井市の大神神社で15日、正月飾りや古いお札をたき上げる「大とんど」があった。とんどで焼いた餅を食べると無病息災で1年を過ごすことができるとされ、持参した餅を焼いて食べる人や正月飾りを持つ参拝者らでにぎわった。 神社によると「とんど」とは、正月に門松などでお迎えした神様を炎によって送る神事。神職が拝殿奥でおこした火をたいまつに移し、境内に積み上がった正月飾りに火を付けると周囲に人垣ができた。 奈良県橿原市の会社顧問相原敏明さん(74)は「とんどの火は健康に良いといわれている。参拝できて良かった」と話した。