四街道の歴史、鉄道で紹介 入場無料、26日まで 200超える資料一堂に
四街道市の市民団体「鉄道を通して四街道の歴史を学ぶ会」(工藤博孝代表、会員24人)設立10周年の企画展が市文化センターで開かれている。26日まで。 会名称にもある鉄道関連をはじめ、軍郷や開拓など近現代の地域史や祭りと多彩な題材を取り扱い、集大成として200を超える資料を一堂に紹介している。 同会は2014年に市と共同開催した「四街道駅開業120周年記念展」を機に翌15年春に設立し、展示会を年2回開催。今回は12月の開業130周年に花を添えようと、当時の総武鉄道(現総武本線)で旅をし四街道で1句を残した明治時代の俳人、正岡子規の足跡にも焦点を当てている。 各日の午前10時~正午には展示関連の講座も予定。工藤さんは「四街道のきょうに至る歴史を子どもたちにも楽しんでもらえたら」と来場を呼びかけている。 会場では会員の鉄道模型や、和紙等を版にして刷る日本発祥の技法「孔版画」で地元の鉄路をテーマにした作品も楽しめる。入場無料。午前10時~午後5時。