注目のフンメルスは後半開始から出場

一方、今夏、ローマに加入したものの、新天地での出場が10月末のフィオレンティーナ戦の23分間にとどまっていたマッツ・フンメルス。ラニエリがシステムを変更した後半開始からプレーした。元ドイツ代表DFが心境を明かした。 「もちろん僕にとって、難しいスタートだった。それはチームにとっても同じで、今シーズンはこれまで、あまりうまくいっていない。僕にとって移籍後2度目の出場で、45分間プレーしたのはこの半年間で初めてだ。チームに貢献できるよう、可能な限りコンディション改善に取り組んでいる。だがそのためには出場時間を増やしていかなければならない」 「チームとしても、取り組みを行っていて、数週間後にはもっと良くなっているだろう。今日は悪いゲームではなかったが、良いゲームでもなかった。だが今日のピッチや毎日の練習におけるチームのメンタリティを見る限り、チームは今後、かなり改善し、結果も出るようになるはずだと信じている」 フンメルスは54分、自身とGKミレ・スヴィラールの間に入ったボールをルカクに押し込まれ、失点に絡んだ。35歳DFがこのシーンを分析した。 「あれは動画を確認したが、DFとGKの間を狙った良いボールだった。自分が届くかもしれないと思ったが、GKの方がうまく処理できるかもしれず、自分が足を出せばオウンゴールになるかもしれないと考えた。いま、見直してみると、ポジショニングは悪くなかった。良い守備ではなかったかもしれないが、守るのが難しいボールだった」 試合情報 ローマ vs アタランタ 試合時間：2024年12月3日（火）日本時間4:45 会場：スタディオ・オリンピコ・ディ・ローマ