エロジマンがバンナの敵討ちに名乗り。トーナメント1回戦での対戦をK-Jeeに直談判【K-1】
「K-1 WORLD GP 2024」(10月5日、大阪・エディオンアリーナ大阪)の一夜明け会見が10月6日、大阪市内で行われた。 「K-1 WORLD GP 2024 無差別級アジア予選」で勝利を収めたK-Jee(K-1ジム福岡チームbeginning)、エロール・ジマーマン(キュラソー/Hemmers Gym)、クォン・ジャンウォン(韓国/Cheonghak Muaythai Gym)の3選手が登壇した。 会見ではジマーマンが1回戦でのK-Jeeとの対戦を突如アピールした。 ジェロム・レ・バンナに1RでKO勝ちのK-Jeeは「昨日勝ったことは自分自身はすごくうれしかったが、バンナ選手のファンが多すぎて、あんまり素直に喜んでくれる人がいないなと思って悲しい気持ちと“それはそうだな”という気持ちもあり、そんな気分です。でも良かったです」と現在の心境を明かした。バンナが引退を表明したことについては「前日にも“引退試合になるかも”というインタビューを見て、引退試合の相手は責任を感じるなと気持ちが重くなったというか責任を感じた。引退を表明したことは終わってから知ったが、まあ良かったな、うれしいなと思いました。最後の相手ができて良かったという気持ちがあった」と語った。
12月のトーナメントについては「アジア予選については他の大会に比べてレベルが低い。他はトーナメントを勝ち抜いて一番強かった選手が上がってくる。正直、このぬるい予選でトーナメント出場が決まっている。自分自身が12月に挑戦するうえでは、レベルアップと心の準備と、相手の情報をしっかり手にしていくことが大事だと思っている」と冷静に分析。そして戦いたい相手については「特にいない。12月にどれだけ自分が結果を出せるかにかけている」と語るにとどめたのだが、ここで隣に座るジマーマンが突如「K-Jee選手の対戦相手に自分が立候補したい」と表明。「K-Jee選手はレジェンドの一人であるバンナ選手を倒した。バンナ選手と控室で、次にK-Jee選手と戦うことがあれば俺が必ず敵を取ると約束した」とその理由を明かした。 K-Jeeも「じゃあやりましょう。俺も山口選手とずっと一緒に練習してきたので」と受諾。しかし「俺が決めることじゃないんですけど」とも続けた。