ベイスターズに欲しい!? DeNAのトレード獲得候補(4)“巨大戦力”でもがくサウスポーも
1998年以来のリーグ優勝を目指す横浜DeNAベイスターズ。今季は交流戦後半から調子を上げ、リーグ優勝を狙える位置につけている。しかし、主力選手の不調や故障離脱も起こっており、さらなる補強も考えられる状況だ。そこで今回は、DeNAのトレード市場における獲得候補となり得る選手を紹介したい。(※今季成績は7月25日時点)
笠谷俊介(福岡ソフトバンクホークス)
・投打:左投左打 ・身長/体重:173cm/73kg ・生年月日:1997年3月17日 ・経歴:大分商 ・ドラフト:2014年ドラフト4位 投手陣に苦しむ横浜DeNAベイスターズだが、その補強ポイントに合いそうなのが笠谷俊介だ。 大分商から2014年ドラフト4位で福岡ソフトバンクホークスに入団し、プロ3年目には一軍のマウンドを経験した笠谷。 すると、2020年には先発、リリーフの両輪で20試合に登板し、4勝4敗、防御率2.84をマーク。また、57イニングを投げて67個の三振を奪うなど、高い奪三振能力も示した。 昨季は一軍で8試合の登板にとどまったが、リリーフとして防御率1.59をマーク。だが、11回1/3を投げて8四球を与えるなど、制球力が課題となっていた。 迎えた今季は、先発に再転向。一軍での登板はないが、ファームではまずまずの投球を披露している。 現在のDeNAは中継ぎが不足しており、特にサウスポーは坂本裕哉のみという状況。ジョフレック・ディアスもいるが、一軍での登板機会は少ない。 今季は先発をメインとしている笠谷だが、DeNAの中継ぎ左腕としてなら、面白い存在になるかもしれない。
ベースボールチャンネル編集部