「正式発表へ期待高まる新型車」スズキが2024年秋に発表予定のコンパクトSUV“フロンクス”の追加情報を公開
スズキは7月25日、2024年秋ごろの販売開始を予定しているニューモデル「フロンクス(FRONX)」に関する新たな情報を専用サイトで公開した。7月1日に行われた先行情報公開に続く第2弾で、かねてより7月中にさらなる情報公開が行われることがアナウンスされていた。予定どおり、スズキ「フロンクス」の日本デビューの日が近づいてきたようだ。 ⇒【写真】「ついにベールを脱いだ新型SUV」インドで生産→日本へ輸入、スズキの世界戦略車“フロンクス”の実力は?注目のプロトタイプをクルマライターが試乗レポート
7月1日には外観の一部を公開して話題に
スズキ「フロンクス」は2023年1月にインドで開催された「オートエキスポ 2023」において世界初公開されたコンパクトSUV。スズキのインド子会社であるマルチ・スズキ・インディア社が製造し、インドでの販売を皮切りに中南米や中近東、アフリカなどで販売されて好評のグローバルカーだ。 7月1日にはその「フロンクス」を日本にも導入することが発表され、2024年秋ごろを予定している販売開始に向けて外観の一部も公開されて話題となった。世界市場での好調な販売を受けて、2024年4月に販売を終了したエスクードの後継として日本市場に投入されることになったというわけだ。
徐々に明らかになる、その魅力的な内容
今回、専用サイトで公開された追加情報は、エクステリア/インテリアのデザインやカラーラインナップなど。そのほか、チーフエンジニアやデザイナーのインタビュー、ジャーナリストによるプロトタイプ先行試乗の模様も動画で見ることができる。 新型「フロンクス」の特徴は、流麗なクーペスタイルに、迫力のあるフロントマスクや先進的な灯火類を採用したエクステリアだろう。個性的で存在感のあるスタイリングを実現しているのが専用サイトの画像からもうかがえる。 インテリアは、ブラック×ボルドーの配色と高輝度シルバー塗装の加飾に加え、シルバーステッチを施したレザー調&ファブリックシート表皮やレザー調ドアアームレスト表皮の採用。 ボディカラーは新色の「スプレンディッドシルバーパールメタリック」や「アースンブラウンパールメタリック」などを採用したブラック2トーンルーフと、「セレスティアルブルーパールメタリック」や「ブルーイッシュブラックパール4」などを採用したモノトーンを設定している。 また、8月1日より実際に車両を「見て、触れる」ことのできる先行展示会が全国各地で開催されることも決定。その会場や日程も専用サイトで確認することができるようになっている。 先行情報公開をして、市場の反応を見ながら正式発表というのはスズキとして珍しく、スズキのこのモデルへの期待の高さがうかがえるが、それはユーザーにとっては興味深いモデルの登場ということなる。
■【参考】「スズキ フロンクス」推定スペック 全長×全幅×全高 3,995×1,765×1,550mm ホイールベース 2,520mm エンジン 直列4気筒DOHC16バルブ横置き+モーター 排気量 1,460cc 最高出力 74kW(101PS)/6,000rpm 最大トルク 135Nm(13.8kgf・m)/4,400rpm モーター最高出力 2.3kW(3.1PS)/800-1,500rpm モーター最大トルク 60Nm(6.1kgf・m)/100rpm トランスミッション 6速AT 駆動方式 FF/4WD 文/近藤暁史 写真提供/スズキ
MonoMaxWeb編集部
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