去就騒がれたバルサFWロッキはベティスへ レンタル移籍での加入近づく
スポルティングも興味を示していたが
バルセロナのFWヴィトール・ロッキ(19)はベティスへの加入が近づいているようだ。スペイン『SPORT』が報じている。 今冬に前倒しでバルセロナにやってきたロッキは昨シーズン、半年間で公式戦16試合に出場し2ゴールをマークした。しかしプレイ時間は353分のみとかなり少なく、シーズン終了後には同選手の代理人が出場時間が改善されないようであれば退団も検討する旨を明かし、話題となっていた。 ハンジ・フリック監督が新たにバルセロナの監督に就任したことで、同選手の出場機会も改善されるかもしれないという噂も浮上していたが、現在は構想外と考えられており、今夏の退団が濃厚とされていた。そんなロッキには様々なクラブが興味を示していたが、ベティスに決まりそうだという。 同メディアによると、買取オプションは付随しないレンタル移籍という形になるようだ。ここ最近ロッキに注目していたスポルティングより、ベティスへの加入をロッキが望んでおり、バルセロナもこの提案を受け入れる形になったという。 またロッキのベティス加入は移籍市場に精通しているファブリツィオ・ロマーノ氏も自身のXにて触れている。同氏はバルセロナとベティスはレンタル移籍について口頭合意がほぼ成立していることを報告したが、条項や詳細について協議中だという。さらにレンタルは2026年までとなり、2年間ベティスに在籍する可能性があるという。 バルセロナ加入からわずか半年で去就が不透明になってしまったロッキ。ベティスへの加入が近づいているが、新天地での神童の活躍に期待したい。
構成/ザ・ワールド編集部