クロエ・グレース・モレッツ、選挙支持表明とともに同性愛者であることを公表
ハリウッドで活躍する若手女優のクロエ・グレース・モレッツが、2024年米大統領選挙に向けた政治的メッセージとともに、自身のInstagramで同性愛者であることをカミングアウトした。 モレッツは11月2日(現地時間)、米民主党の大統領候補であるカマラ・ハリス氏を支持する投稿のなかで「2024年の大統領選挙では多くのことが賭けられている。一人の女性として、私の身体に対する決定権は政府ではなく、私自身と医師だけにあるべきだと信じている」と主張。さらに「ゲイの女性として、LGBTQ+コミュニティを守る法的保護の必要性を信じている。この国では、私たちが必要とし、当然受けるべきケアを受けられる体制が必要だ」と訴えた。 1997年生まれ、26歳のモレッツは、7歳で映画デビュー。「キック・アス」シリーズや「ヒューゴの不思議な発明」など数々の話題作に出演し、MTVムービー&TVアワードなど各種映画賞を受賞してきた。2018年には同性愛者の10代を演じた「ミスエデュケーション」に主演。当時から2人の兄がゲイであることを公表し、「幼い頃からLGBTコミュニティの活動家だった」と語っている。 報道によると、モレッツはモデルのケイト・ハリソンと5年以上の交際を続けており、これまで公にはしていなかったものの、2023年6月にニューヨークで行われたLGBTQ+プライドマーチにも共に参加していた。彼女は投稿の最後に、11月5日の投票日に向け、女性の権利とLGBTQ+の権利を守るための投票を呼びかけている。