ファーストクラスに乗る人は高収入なのでしょうか? また、お得に搭乗するためのポイントはありますか?
飛行機を利用する際、一度はファーストクラスで移動してみたいと夢見たことがある方もいるでしょう。しかし、移動するだけのためにそれほどお金を払えないと考える人もいるのではないでしょうか。 では、日常的にファーストクラスを利用する方は、年収いくらくらい稼いでいるのでしょうか? そこで今回は、ファーストクラスの料金やどのような方が利用しているのかについて、ご紹介します。 ▼会社員で「年収1000万円」以上の割合は? 大企業ほど高年収を目指せる?
ファーストクラスの運賃
まずは、エコノミー・ファーストクラスそれぞれ、どの程度料金に違いがあるのか比較しましょう。日本航空株式会社(JAL)と、全日本空輸株式会社(ANA)で日本(羽田空港)からアメリカ・ニューヨーク(ジョン・F・ケネディ空港)まで、エコノミー・ファーストクラスで往復した場合の料金をご紹介します。 なお、移動日は往路7月13日(土)復路7月19日(金)で、6月30日(日)にチケットを取得したものとします。 ■JAL JALで羽田空港からニューヨークのジョン・F・ケネディ空港まで行く場合、エコノミーとファーストクラスの料金は、それぞれ表1の通りです。 表1
※日本航空株式会社「JAL|国内線/国際線の航空券・飛行機チケット予約」を元に筆者作成 羽田・ニューヨーク間をファーストクラスで往復すると、300万円以上かかり、エコノミーで行くより10倍近い費用がかかります。 ■ANA ANAでも、ファーストクラスとエコノミークラスの費用を比較してみます。JALと同じ条件で往復した場合の料金が、表2です。 表2
※全日本空輸株式会社「フライト検索|ANA国際線」を元に筆者作成 こちらも同様に、ファーストクラスは300万円以上かかります。エコノミー・ファーストクラスどちらも、JALと同程度の額となりました。
ファーストクラスのサービス
JAL・ANAともに国際線のファーストクラスは、座席が広くフルフラットにすれば足を伸ばして寝そべることも可能です。有名料理店店主が監修した食事や、めったに味わうことのできない希少なお酒などを楽しむこともできます。また、ホテル並みのアメニティや、機内でくつろぐためのリラクシングウェアも用意されています。 ファーストクラスのメリットは、機内サービスだけではありません。搭乗前のラウンジサービスや専用のチェックインカウンターがあり、到着後の荷物の受け取りも迅速です。