写真ばかり撮らないでもっと…甘えん坊の猫さまが飼い主にしてもらいたいこととは【仏】
フランス在住のカメラマン、松永学さんによる、フランスの猫さま紹介! 第272回目はヴァルカン(Vulcain)さまの登場です。 【画像】何がそんなにおかしいの? 表情豊かな猫さまが爆笑(?)している姿はコチラ
青い目がチャームポイントな猫さまの物語
【フレンチ猫さま】vol.272 猫さまの話をもっと聞かせて! サイベリアンのヴァルカンさまは生後5か月の男性猫さま。 <ヴァルカンさまが語ります> 僕たちは田舎にある、大きな庭のある小さな家に住んでいます。食事は『EUKANUBA』ブランドの子猫用カリカリとパテを食べています。 僕はまだ小さいので特別な食事をしていませんが、おやつはマグロのお菓子と液状『ちゅ~る』が大好きです。 普段はよくソファの上で四本の足をあげて寝ています。先端に羽根の生えた竿と隠れるトンネルにはまっています。 飼い主は僕の写真ばっかり撮るので、やめてほしい。それよりもっと構ってほしいと思っています。 <飼い主から見たヴァルカンさまとは> 私は極度の猫アレルギーなので、今まで猫を飼ったことがありませんでした。私たちはヴァルカンが我が家にやって来る数週間前にサイベリアン専用のブリーダーでヴァルカンに初めて会いました。そこで私はサイベリアン種に恋をし、ヴァルカンとの出会いによってその片思いが確証されました。 ヴァルカンはまだ子猫なので、まだどんな猫なのかはわかりませんが、少しずつ独自の性格が出てきています。ヴァルカンはとてもかわいくて、どこにでも私たちを追いかけます。彼は遊び心があり、とても社交的です。好奇心旺盛で人や環境にもすぐに適応します。 スイートスポットは透き通った美しい青い目! 見つめられたらたまりません。ヴァルカンは私たちが予期しないときに隠れたり、飛びついたりするのがとても上手です。私は毎日ベッドから起きた後、ヴァルカンを抱きしめる時間を確保するために彼より10分早く起きてヴァルカンの目覚めを待ちます。 ヴァルカンはこの家に喜びと命をもたらします。既に彼は家族の一員です。私たちの赤ちゃん、私たちの息子なのです! これからもずっと寄り添いながら生きていきます。 ーー猫さま好きなのに、アレルギーもちのかたはこの連載でも多く登場しました。その人たちにアレルゲンが少ないサイベリアンは人気のようです。ヴァルカンさまはサイベリアン種ネヴァマスカレード、美しい青い瞳とポイントカラーをもつとてもチャーミングな猫さまでした。そろそろ頻繁にブラッシングしなくてはと飼い主は言っていました。もっともっとスキンシップが多くなりお互い愛し合える関係になっていくのでしょうね。 著者情報 松永学 猫さま好きフォトグラファー。雑誌、webなど多くの媒体で活躍。猫歴、実家に通っていた野良を含めると10匹以上、パリには2匹の猫さまを連れて移住、現在は保護猫3匹と暮らす。どこへ行っても通りで見かけた猫さまに挨拶は忘れません!
matsunaga manabu