日本代表選手らに教わり、ホッケーを体験する子どもたち（京丹波町大朴・グリーンランドみずほ）

　「公式ホッケータウン」の認定を昨年受けた京都府京丹波町で19日、日本代表選手らを講師に迎えた「夢見るホッケー教室」が開かれた。町内外の小学生らがスティックの持ち方から教わり、ドリブルやシュートの体験で競技の魅力に触れた。 　日本ホッケー協会が全国で主催し、京丹波町では初。2021年の東京五輪に出場した吉川貴史選手（29）=滋賀県出身=ら5人を講師に迎えた。 　グリーンランドみずほ（大朴）を会場に、未経験者の部は小学生など約20人が体育館で体験した。S字に進むドリブルでスティックさばきを学んだ後、シュートの練習では選手に「ゴールを狙って、思い切り」と励まされ、力いっぱいボールを打った。 　ミニゲームもあり、京都市北区の上賀茂小2年渡邊朱々春さん（7）は「相手のボールを奪えて楽しかった」と笑顔を見せた。 　経験者の部でも、スポーツ少年団などの約80人が熱心に学んだ。