過去60年で「S&P500」を20倍超上回る「フィデリティ・マゼラン・米国成長株ファンド」が日本上陸
この9月にもFRBが利下げに転じ、企業業績の見通しが難しい経済環境に入ってくると、より個別銘柄毎の違いにフォーカスがあたる業績相場に移行すると見込まれます。そうした局面こそ、アクティブ運用の意義が発揮されやすい環境になってくると考えます。マゼラン戦略は60年ものトラックレコードがあり、様々な市場環境を経験してきましたが、個別企業の徹底的な分析を通じた運用は一貫して変わらず、今後もその力が発揮されていくと期待されます。
――インデックスファンドの優位性が強調される中(運用コストが低い、インデックスを上回る成績をあげるアクティブファンドは少ないなど)、投資家が「マゼラン・ファンド」を積極的に選択する理由とは?
堀 米フィデリティは1969年に最初のグローバル拠点として日本に進出しました。1995年に初めての公募投信を設定。そして、2018年に米フィデリティのフラッグシップの1つである「コントラ・ファンド」を日本の皆様に提供開始し、2020年にバリュー戦略の代表的なファンドである「テンバガー・ハンター」を設定しました。そして、新NISAが始まった2024年に満を持して「マゼラン・ファンド」を提供することになりました。これは、2021年に米国でアクティブETFとして「マゼラン・ファンド」の運用が始まったため、このETFに投資することによって、信託報酬を低く抑えたファンドを提供することが可能になったことも背景の1つにあります。
米ETFの報酬を含む実質的な信託報酬は年0.9915%です。本格的なアクティブファンドが年1%を下回る運用コストで提供することができます。当初募集はSBI証券で、ここまで同社と1年ほどの時間をかけ構想を練ってきました。当社にとってはオンライン証券と新ファンドを設定するというのも初めてのチャレンジです。数千万円とまとまった金額で富裕層の方々中心に販売するスタイルではありません。コツコツと時間をかけてファンドを育てていくことになります。米フィデリティが常にベストのリソースをかけてきた「マゼラン・ファンド」であれば、オンライン証券でインデックスファンドのみに投資をしている投資家の方々や、新NISAで投資デビューした投資初心者の方々にもご納得いただけるパフォーマンスを提供できるのではと考えたからこその決断でした。