朝倉海、UFCで戦いたい相手はバンタム級王者オマリー!その強さとは
昨日10日、UFCへの参戦を発表している朝倉海(30=JTT)が元谷友貴とYouTubeでコラボ。その動画の中で、UFCで戦いたい選手を聞かれた海は、現バンタム級王者のショーン・オマリー(29=アメリカ)だと回答。オマリーは20戦のうち18勝で12KO・1一本と高いフィニッシュ率が際立つ。 【フォト&動画】これが王者オマリー、ド派手な鮮烈KO! 9日に行われた格闘技イベント『RIZIN.47』のリング上で、UFC参戦を発表した海。「僕は必ずUFCでチャンピオンになってきます。そして世界中のファンを連れて必ずここに戻ってくるので楽しみにしていてください」と力強く宣言していた。 元谷との動画が撮影されたのは、『RIZIN.47』の数日前とのこと。元谷からUFCで戦いたい相手を聞かれると、「ショーン・オマリーですね。そこを倒すのが目標ですね今の。スーパースターなんでそこを食ったら盛り上がる。自信はあります」とコメント。 海のUFC行きで注目されているのは、フライ級(-56.7kg)とバンタム級(-61.2kg)のどちらで戦うのかということ。既に決まっており、UFC側から正式な発表があるまで話せないとしていたが、今回の発言からもバンタム級で戦うことが予想される。 海も戦いたいというオマリーは、“新世代スター”と称される人気選手。15年3月、20歳の時にプロデビュー。一撃で相手を沈める抜群のスタンドテクニックを持ち、KOを重ねてきた。18年3月にUFCデビューしてからも大活躍、5連続KOも記録した。戦績は20戦18勝(12KO・1一本)1敗1NC。 昨年8月のタイトル戦で当時の王者アルジャメイン・スターリングに挑戦し、2回TKO勝利で王座を戴冠。今年3月の初防衛戦では、キャリア唯一の黒星を付けられたマルロン・ヴェラにヒザ蹴りを効かせるなどしてフルマークの判定勝利を飾った。 カラフルなヘアスタイルや全身に多く入ったタトゥーなど、ド派手な見た目も特徴的で、UFC王者の中でも一際存在感を放つオマリー。身長180cm、リーチ183cmとバンタム級の中では非常に大きな体格で、構えもスイッチを多用し、関節蹴りやフェイントを織り交ぜながら自分の距離をコントロールして戦う選手だ。いずれ海との試合が実現すれば、ハイレベルな打撃戦が繰り広げられるだろう。 まずは海のUFCデビュー戦、果たしてUFCからの正式発表はいつになるだろうか。今後の展開も見逃せない。