阪神・原口がFA宣言 今季は主に代打で出場 「いち野球人として、もう一度挑戦したい」
阪神は12日、原口文仁内野手(32)が、今季取得した国内フリーエージェント(FA)権を行使する意向を表明し、そのための書類を球団に提出したと発表した。 「この度FA権を行使することを決断いたしました。15年間お世話になったタイガース球団、いつも日本一の熱い声援で背中を押してくれたファンの皆様には感謝しかありません。ただ、いち野球人として、もう一度挑戦したいという思いが強く、この度、決断に至りました」 原口は今季、代打として主に出場し52試合で打率・241、2本塁打、9打点。19年1月には大腸がんを公表し、治療しながらプレーを続け、24年1月に完治を報告した。