【密着】ラグビー姫野和樹「ハングリー精神を忘れたくない」捨てられないスパイクと少年時代支えた駄菓子屋の存在
ラグビー日本代表の姫野和樹選手に日本テレビが密着取材。自宅にあった“捨てられないスパイク”の理由や、少年時代を支えた駄菓子屋について語ってくれました。
■「リーチと一緒に寝てるんですよ」寝室のお気に入りグッズ
2019年のW杯では代名詞『ジャッカル』を武器に、日本史上初のベスト8入りに貢献した姫野選手。 住んで2年になるという自宅を訪れました。部屋を選んだ理由について「太陽とか月を見るのが好きで、景色が良い所がいいと思ってここにした」と語ります。 寝室のベッドは、身長187センチの姫野選手が余裕を持って寝られるクイーンサイズ。 「寝るの好き。基本8時間は寝ないとイヤ。僕リーチと一緒に寝てるんですよ笑」と、目線の先にはリーチ マイケル選手の似顔絵が飾られていました。
元日本代表の浅原拓真選手が描いたものだというこのイラストですが、「これ持って帰っていいですか?『いいですよ』と持って帰ってきました笑。めっちゃ似てるし面白いしカワイイ」とお気に入りの様子でした。 姫野選手が寝る前に行うのがストレッチ。ポールを使いながら太ももをほぐしたり、ボールを使ってマッサージをしています。
■「ハングリー精神を忘れたくない」と捨てられないボロボロのスパイク
トロフィーや前回のW杯の記念スパイクなど、数々の栄光が飾られているリビング。 そんな中、姫野選手がずっと大切にしているものが、大学時代に履いていたスパイク。
姫野「捨てますけどね普通、ボロボロで。これでも使っていたんですよ。普通捨てるけど捨てられないんですよ」 穴をテープで補強してまで履きつぶしたスパイク。これには特別な思いがあるといいます。 姫野「僕あまり幼少期そんな裕福な家庭じゃなかったので、(スパイクは)バンバン買えるものではなかった。ハングリー精神を忘れたくないと思って。引っ越すタイミングで見るんですけど、捨てられないです。これを捨てるときはラグビー辞めるときだなと思っています」 少年時代は給食費にも困るほど苦しい環境だったという姫野選手。 当時の姫野選手を支えていたという駄菓子屋にも訪れました。