【DeNA】プロ19年目の仕事人・大和が代打V犠飛 「今年こそ優勝を味わいたい」
◆JERAセ・リーグ DeNA4―3広島(29日・横浜) DeNAの大和内野手が、同点の8回に代打で決勝の右犠飛を放ち、チームを5年ぶりの開幕戦勝利に導いた。 3―3で迎えた8回、オースティンの右前打をきっかけに1死満塁の勝ち越し機を築くと、三浦監督は3打席3三振の梶原に代えて大和を打席に送った。 昨季も得点圏打率3割2分8厘と勝負強さを発揮したプロ19年目のベテランは、1ボール2ストライクから島内の152キロを打ち上げ、三塁走者のオースティンをホームに迎え入れた。 勝利投手のウェンデルケン、プロ初安打・初本塁打・初打点の1号3ランを放ったドラ1ルーキー・度会とともに勝利のお立ち台に上がった大和は、「ちょっと浅かったけど、オースティンがよく走ってくれた。ベイスターズに来て7年目、今年こそ優勝を味わいたい」と、満員のスタンドに向かって喜びを語った。
報知新聞社