漫才で偶然聞いた「ウインナーコーヒー」に憧れてコーヒー好きに。1年で約1,650杯以上飲んでいた。効能とリスクを知って楽しみたい
◆コーヒーのデメリット さて、良い事ずくめに思えるコーヒーですが、デメリットもあります。 コーヒーを飲み過ぎる事でカフェインの摂取量が過多になると、その影響で不眠や吐き気、めまいなどの体調不良を引き起こす事があります。 また国によってその基準は違いますが、欧州食品安全機関では、成人が摂取しても体に影響がないとみられる1日当たりのカフェインの最大摂取量を、1日400mg、1回200mg以下としています。コーヒーに換算すると1日660ml、つまりコーヒーカップ5杯程度となります。 また妊娠中の方、妊活中の方、そしてお子さんはカフェインに関してさらに注意が必要です。 カフェインは胎盤を容易に通過するため、妊娠中の場合には、流産のリスクが高まったり、胎児の発育が阻害されたりする可能性があるとも言われています。また、授乳中の方では母乳を介して乳児に影響を与えるので、この時期の摂取量には注意する必要があります。 また、コーヒーや紅茶を1日に7杯以上飲むと妊娠し難くなるという説もあります。これもカフェインが影響していると言われています。妊活中はカフェイン摂取に気を配ってください。 また、小さなお子さんは消化機能や代謝機能が十分に発達していないため、大人よりもカフェインの影響を受けやすいので、眠れない、心拍数がはやくなる、興奮状態になるなどの症状が起きる事があります。 またカフェインにより利尿作用が高まり脱水症状になりやすくなり、大事な栄養素であるカルシウム・鉄分・亜鉛などを排出してしまう恐れもあるそうです。
◆カフェイン摂取に気を付けて 一般社団法人・全日本コーヒー協会ではお子さんがコーヒーを飲む事に関して、個人差や状況によって違いがある中で、1つの目処であることを前提として、以下のように発表しています。 ・12~15歳以上で大人なみに体重が50kgを超えていたら、大人と同じようにコーヒーを飲んでもかまわない。 ・10歳以下の子どもは、基本的に控えた方がよい。 ・6歳ぐらいから上の子どもであれば、ミルクで1/4程度に薄めれば大丈夫。 これら、カフェインの事が気になるようでしたら、デカフェ=カフェインレスのコーヒーを飲む事も良いかもしれません。 カフェインの良い効果はもちろん得られませんが、ポリフェノールの効果はカフェインレスのコーヒーでも得ることが出来ます。 しかし、1番良いのは、淹れたての美味しいコーヒーを適量いただくという事ですね! さて、最後に最近、私がハマっているコーヒーの飲み方をご紹介しましょう。 それは「ココナッツオイル&豆乳コーヒー」です。 ココナッツオイルは中鎖脂肪酸などの成分からダイエット、免疫力アップ、アンチエイジングなどに効果があります。特に、成分の1つ、中鎖脂肪酸は分解されると一部が「ケトン体」となります。この「ケトン体」は脳のエネルギーとして注目される物質で、認知機能の改善が認められているのです。 また、豆乳はご存知の通り、大豆イソフラボンをはじめ、ビタミンE、カルシウム、大豆たんぱく、オリゴ糖などの成分が含まれていて、ダイエット効果、抜け毛の予防、腸内環境の改善、女性の更年期障害の症状軽減などの効果があります。