【欧州市況】株下落、域内景気や中東情勢を意識-国債も安い
(ブルームバーグ): 21日の欧州株は下落。投資家は域内景気に対し慎重な見方を維持したほか、中東情勢の緊迫化も意識した。ストックス欧州600指数は0.7%下落。この日は不動産や消費財・サービス関連銘柄が下落した一方、原油高に反応し、エネルギー株は上昇した。
欧州債は下落。ここ最近の上昇で利益確定の売りが見られた。ユーロ圏国債ではイタリア債が特に下落。10年債利回りは15ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)上昇して3.51%となった。
イタリア債とドイツ債のスプレッドは123bpと、6bp拡大。先週末のスプレッドは一時、3月以来の小幅に縮小していた。
10月21日の欧州マーケット概観(表はロンドン午後6時現在)
原題:Bonds Fall With Italy’s 10-Year Leading Drop: End-of-Day Curves
European Stocks Drop With Earnings, Mideast Tension in Focus
(抜粋)
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Allegra Catelli