「最下位から最高チームで復活を目指す選手に懸けるのも悪くない」ロバートJr.のトレード獲得を米記者がド軍に提言!
昨季ワールドシリーズを制したロサンゼルス・ドジャースは、今オフも積極的な補強で連覇を狙っている。ブレイク・スネル、マイケル・コンフォートを新たに獲得すると、昨季の世界一に貢献したブレイク・トライネン、テオスカー・ヘルナンデスらと再契約。さらにキム・ヘソンとの3年契約、そしてギャビン・ラックスのトレードなど、チーム編成に大きな動きを見せている。 【画像】スター選手たちの「高校」「大学」当時の秘蔵写真! 現地7日、米スポーツサイト『The Sporting News』は、ドジャースがさらなる強化を図る可能性があるのは、センターのポジションであると報じた。現状では開幕戦のスタメンはトミー・エドマンが務めると予想されるが、ポストシーズン中はショートを守っていたため、本職センターによる守備強化が課題とも言われている。 同メディアによると、米メディア『Newsweek』のドリュー・ヴォンシオ記者は、ドジャースへのトレード案を提言。ドジャースがシカゴ・ホワイトソックスのルイス・ロバートJr.を獲得し、一方でドジャースからは左腕投手ジャスティン・ロブレスキーと捕手ディエゴ・カルタヤがホワイトソックスへ移籍する、というものだ。 ヴォンシオ記者は、「センターのフリーエージェント(FA)市場には有力な選択肢があまりないが、ドジャースにはトレード市場で選択肢がある。ルイス・ロバートJr.を獲得することは、ワールドシリーズ連覇に一歩近づくことになるだろう。ロブレスキーとカルタヤはホワイトソックスで常にプレーする素晴らしい機会を得ることができる。一方、ドジャースはハイレベルなセンターを獲得することになる」と見解を示した。 ホワイトソックスと6年5,000万ドル(約94億円)の延長契約の最終年を迎えるロバートJr.は、2024年のシーズンは期待外れのOPS.657だった。しかし、2023年には38本塁打を放ち、OPS.857で、アメリカン・リーグのシルバースラッガー賞を獲得した。 同メディアは、「リーグ最下位からリーグ最高のチームに移籍する選手の復活に賭けることは、決して悪い賭けではないだろう」として、ヴォンシオ記者の提言を肯定。はたして、今後トレードの動きがみられるのか注目したい。 構成●THE DIGEST編集部
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