信州・松本そば祭り12日に開幕 長野県松本市の松本城公園が主会場
そば文化を通じた地域交流を目指すそばの祭典「第18回信州・松本そば祭り」(実行委員会主催)が12日、長野県松本市の松本城公園を主会場に3日間の日程で開幕する。県内外のそば処(どころ)からそば打ちの愛好団体などが集まり、自慢のそばを提供する。そば打ち名人戦や段位認定会、地場産市など催しも充実している。 昨年は3日間で10万人が来場した松本の秋を代表する催しで、メインイベントの「全国そば祭り」(各日午前10時~午後4時)には今回、県内外のそば打ち愛好団体やそば店などの7ブースが出店する。地域色豊かなそばの食べ歩きが楽しめる。県内外の特産品や食材、グルメ、そば打ち道具など多彩な品が販売される「信州地場産市」には昨年を上回る29ブースが出店する。 第15回信州そば打ち名人戦は13日、松本市和田の市臨空工業団地体育館で開催される。腕に覚えがある愛好家38人が出場して、名人位を目指す。関連イベントの全麺協そば道3段位認定会(全麺協主催)も12日、同会場で開かれる。ともに見学が可能だ。 主会場の松本城公園周辺にはそば祭りの専用駐車場がないため、実行委は公共交通機関などを使った来場を呼び掛けている。 問い合わせは実行委事務局(℡0263・33・8002)へ。
市民タイムス