「ジョーカー2」レディー・ガガも名シーンが誕生した“あの階段”で撮影! 聖地での撮影秘話を語る
ホアキン・フェニックスが主演を務めた「ジョーカー」の続編「ジョーカー フォリ・ア・ドゥ」が10月11日に公開を迎える。謎の女性リー役を演じたレディー・ガガと、前作に引き続きメガホンをとったトッド・フィリップス監督が、前作でも話題を呼んだ大階段での撮影秘話を明かした。 【動画】「ジョーカー フォリ・ア・ドゥ」ファイナル予告 孤独だが心優しかった男が、歪んだ社会の狭間で“悪のカリスマ”に変貌していく衝撃のドラマを描いた「ジョーカー」(19)は、第76回ベネチア国際映画祭で金獅子賞を受賞し、第92回アカデミー賞で最多11部門ノミネート、フェニックスが主演男優賞の栄冠に輝いた。 前作から2年後が舞台となる今作では、社会への反逆者・民衆の代弁者として祭り上げられたジョーカーの暴走が加速。ファイナル予告では、理不尽な世の中の代弁者として時代の寵児となったジョーカーの是非が問われる裁判が全世界へ中継され、ジョーカーの前に突然現れた謎の女リーとともに狂乱が世界へ感染していくさまが描かれる。 前作では、ジョーカーが米ニューヨークのブロンクスの大階段で狂気的なダンスを披露するシーンが話題に。今作ではジョーカー役のフェニックスに加えて、物語の鍵を握る謎の女性リー役を務めたガガも、同じ大階段で撮影に挑んだという。 ガガは「ブロンクスの階段での撮影は本当にクールでした。でも、実は撮影前に練習用の階段を作ってもらったんです。なので、現場に行く前からあの階段のことはよく知っていました」とコメント。前作のアイコニックなシーンでもある“あの階段”で撮影したことを明かした。 続けて、「あれが撮影最終日で、この映画を締めくくるのに完璧な日でした。この映画はとても美しい体験だったので、あの階段で終わるなんて素晴らしいことでした。でも同時に映画全体にさよならを言うのは本当に難しかったので、とても辛かったです」と振り返りった。 同シーンについて、フィリップス監督は「前作で良かった点は、比較的目立たずに撮影できたことだ。もちろん他の映画と同じようにパパラッチがいたり、野次馬がいたりはしたけどね。でもこの映画(「ジョーカー2」)の場合は違ったんだ」と述懐。そして、「ブロンクスの階段での撮影は今回は大変だったね。近所の方々はとてもいい方ばかりで我々を受け入れてくれたが、観光客の人々が殺到していたので、ニューヨークでの撮影は前作よりもずっと困難なものになったんだ」と、階段が聖地となったことで撮影に支障をきたしていたことを明かした。 フィリップス監督は、「それでもホアキンと私は流れに身を委ねて、ただやるべきことをやったよ。どういうわけか、このような状況はいつも映画自体の糧となり、演技の糧となり、やる気の糧になる。だから、『ああ、今日は最悪だ』と思った日があっても、結局は映画にとって良い結果になるんだ」と、一致団結して撮影に臨んだと語っている。 「ジョーカー:フォリ・ア・ドゥ」は10月11日全国公開。前作の「【初回仕様】ジョーカー アルティメット・コレクターズ・エディション<4K ULTRA HD&ブルーレイセット」(価格:税込8580円/2枚組・豪華封入特典付)が10月9日に発売される(発売元:ワーナー・ブラザース ホームエンターテイメント 販売元:NBCユニバーサル・エンターテイメント)。 TM & (c)DC. Joker(c)2019 Warner Bros. Entertainment Inc., Village Roadshow Films (BVI) Limited and BRON Creative USA, Corp. All rights reserved.