10日から「第6回ボートレース甲子園」 ボートレース津の津市での地域貢献、公式YouTubeでご紹介
【植木通彦 ちょっといい話】 夏本番の7月には海の日記念のSGオーシャンカップが23日から長崎・ボートレース大村で、さらに夏といえば甲子園ということでGⅡ第6回ボートレース甲子園が10日から三重・ボートレース津で開催されます。今回はボートレース津と運営自治体・津市での地域貢献をお伝えします。 年々人気が高まってきたボートレース甲子園では記念すべき第1回大会で始球式に代わるオープニングランの大役を私が務めました。一艇のみでスタートし第1ターンマークをモンキーターンしたのですが、皆さまが私だけを見ていると思うと今までにない緊張感があり、ご声援がうれしかったのを記憶しています。 大会を盛り上げるのは全国47都道府県からの出身レーサーです。現在ではレース場のない地域からのレーサーも増え好成績を挙げるようになりました。ぜひご自分と同じ出身地のレーサーを応援してください。 ボートレース公式YouTube「植木さんぽ」では、ボートレース津の収益を活用した地域貢献をお伝えしています。今回は取材中に偶然の出会いがありました。津市役所に向かう途中で地元のボートレーサー・浅香文武夫妻に出会ったのです。奥さまも元ボートレーサーなのでつい長い立ち話になりました。 奥さまの現役時代にスタート再訓練をすることがあり私もたまたまそこに参加していたので休憩時間によく卓球をしたという思い出話をされました。私はなかなか思い出せないエピソードでしたが、そんな懐かしい話をして盛り上がりました。 津市の地域貢献では、幼稚園と保育園を一体化した芸濃こども園を訪れました。園長先生などからレースの収益を活用して子育て支援や安心した環境での教育などを目的に基金を積み立てているなど貴重なお話をうかがいました。アンバサダーとしてはこの上なくうれしいお話であらためてファンの皆さまに感謝の気持ちを強くしました。 最後にボートレース津についてです。昨年から大改修工事が続き、競技棟や観戦スタンドの一部が急ピッチで完成に向かっています。コース特性としては1コースが強い印象ですが、スタート前後の行き足や伸びがいいなどというレーサーや解説者のコメントがあったときは要チェックです。また、場内で楽しめるご当地グルメでは超ビッグサイズの「津ぎょうざ」をぜひ食べてみてください。 第6回大会はどの都道府県に栄冠が輝くでしょうか。ご注目ください。
■植木通彦(うえき・みちひこ) 1968年4月26日福岡県生まれ。福岡県立博多青松高校卒。86年11月デビュー。2007年7月の引退までSG優勝10回を含む74回の優勝、公営競技初の年間獲得賞金2億円を達成したボートレース界のレジェンド。2018年、初代ボートレースアンバサダーに就任。テレビ『BOAT RACEプレミア』他、ネット放送、イベント、講演会で活躍中。『植木通彦オフィシャルブログ』(二次元コード)でも発信。