老いて病んだペットを殴る…韓国・映像撮られても飼い主「虐待してない」
【08月17日 KOREA WAVE】韓国で老犬が飼い主によって虐待される映像が公開され、ネットユーザーの怒りを呼び起こしている。動物保護団体「動物自由連帯」によると、今月7日、ソウル市恩平区の住宅街で犬を虐待する姿が目撃され、通報者から提供された映像には、飼い主とみられる人物が、抵抗できない老犬をハエたたきのような物で繰り返し叩く場面が映っていた。 動物自由連帯は映像を確認後、恩平区役所の動物保護担当者と共に現場に急行し、老犬を隔離した。飼い主は「17年間飼ってきたのに虐待などするわけがない」と否定したが、映像に基づき、担当者は即座に隔離措置を取った。老犬は動物病院に搬送され、脱水症状や腎不全、皮膚壊死などが確認された。 動物自由連帯は飼い主を動物保護法違反で告発し、厳罰を求めている。現在、老犬は「カンダニ」と名付けられ、治療を受けているが、体力が非常に低下しており、回復を祈る状況だ。この事件に対して、ネットユーザーたちは衝撃と怒りを表明している。 (c)KOREA WAVE/AFPBB News
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