京都・祇園で味わう「カラシソバ」は、つんとした辛子の香りがたまらない!3段階から選べる辛さのどれをチャレンジする?
門上さん「辛さを調節できるのがうれしい。刺激的な辛さを求めることも可能です!」
これがカラシソバの作り方!
元木さんにカラシソバを作ってもらった。
鍋にエビ、鶏肉、きくらげ、タケノコ、青ネギ、レタスを入れて炒める
鶏と利尻昆布を使ったスープを入れて煮込む
片栗粉でとろみをつける
細めのストレート麺を使用
麺を茹でる
丼に、穀物酢で練った辛子(写真は「高校」の分量)と醤油を入れて混ぜる
茹でた麺を加え、辛子とよく和える
あんをかけて完成
これが門上さんおすすめカラシソバ
具沢山のあんをまとった麺を箸で持ち上げると、ふわんと辛子の香りが漂う。麺をほおばれば、想像以上の辛子のつんとした辛さが伝わってくる。麺に絡んだスープはしっかりとした味わいで、互いを引き立て合っている。「辛い!」と思いつつも「もう一口!」とつい食べてしまう、くせになる味わいだ。
門上さん「麺は一般的な中華麺ですが、辛子との相性良し。あんかけで、そのとろみもいいし、最後に酢を入れると味の変化を楽しめます。」
身体が動く限り、作り続ける
店の土台のスープは滋賀県瀬田から取り寄せる新鮮な鶏と利尻昆布で毎日とる。なかなかの重労働だ。「もう正直、しんどいと思うときもあるけど、やめてしまったら、あかんと思う。だから、身体が動く限り、店は続けていきますよ!」と元木さんは話してくれた。
平安
住所: 京都府京都市東山区八坂新地富永町131 TEL: 075-531-2287 ※価格は税込。
撮影:福森公博 取材・文:木佐貫久代