やはりレベルが違う!? J1→J2移籍で大活躍中の選手(10)J2屈指のキック精度! パリ五輪世代の守護神
日本でトップレベルの選手が集うJ1リーグのクラブでは、さまざまな理由からピッチに立つことができない選手も多々いる。そんな選手が出場機会を求めてJ2のクラブへ行った途端に活躍するケースは少なくない。今回は、J1からJ2への移籍で改めて価値を証明している選手を紹介する。※データはJリーグ公式、スタッツはjleague.coを参照(5/25時点)。
GK:藤田和輝(ジェフユナイテッド千葉) 生年月日:2001年2月19日 前所属クラブ:栃木SC 2024リーグ戦成績:14試合16失点 藤田和輝は、アルビレックス新潟の下部組織で育ったGKで、2019年にトップ昇格を果たした。2020シーズンはJ2で21試合に出場したが、翌2021シーズンは第3GK扱いとなり、2022シーズンから栃木SCに期限付き移籍で加入して経験を積んでいる。 栃木での活躍が評価されて昨年はU-22日本代表でもプレーした藤田は、ジェフユナイテッド千葉で開幕からレギュラーを務めている。抜群の反射神経を活かして至近距離からのシュートを止めるシーンも多く、たびたびチームをピンチから救ってきた。 第16節の愛媛FC戦では、キックフェイントのミスからボールが足につかずにそのままオウンゴールになってしまったことで話題になった藤田だが、足元の技術の高さには定評がある。正確なフィードも魅力で、小林慶行監督が目指すサッカーにもフィットしている。 1つのミスでいきなり注目を集めてしまった藤田だが、じっくりとつかんだファンの信頼は放していないはずだ。
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