侍ジャパンの世界一へ協力約束「コンニチハ」 友好国・チェコ監督「日本が素晴らしい成績を…」
ラグザス 侍ジャパンシリーズ2024 日本 vs チェコ
野球の「ラグザス 侍ジャパンシリーズ2024 日本 vs チェコ」が9日から愛知・名古屋市のバンテリンドームで行われる。8日は日本代表「侍ジャパン」とチェコ代表が会場でそれぞれ練習。前日会見を行った。この大会は、日本が出場する「ラグザス presents 第3回WBSCプレミア12」に向けた強化試合。チェコ代表のパベル・ハジム監督は「日本のチームが素晴らしい成績を収められるように」と“後押し”を約束した。 【画像】大谷、ダルビッシュ、ヌートバーら31人が集結 侍ジャパンの豪華決起集会の写真 会見には日本代表の井端弘和監督、高橋宏斗投手、チェコ代表のハジム監督とダニエル・パディサク投手が出席。井端監督は「本大会まで2試合しかない。貴重な2試合を有意義に過ごしたい。この2試合で野手も投手も状態を上げるのが第一優先。チェコさんもわざわざヨーロッパから来ていただいたので、そのためにもプレミア12に臨みたい」と強化試合に応じてくれた相手に敬意を込めた。 ハジム監督はまず「コンニチハ」と日本語であいさつ。チェコはプレミア12には出場しないが、「大変良い試合をしないといけないという責任感を持っている。日本のチームがプレミア12で素晴らしい成績を収められるように私たちも試合させていただきたい」と全力サポートを約束した。 先発を任されたパディサクは「チェコという国を代表して先発に選ばれたのを大変名誉なことだと思っている。WBCで見てから、いつか侍ジャパンと対戦したいと願ってきた。チームが勝利を得られるようなピッチングをしたい」と決意。「日本は攻撃でも世界でベストと言えるほどのチーム。大きなチャレンジになると思うが、自分のベストを尽くしたい」と意気込んだ。 昨年3月のWBCでは日本とチェコは友好関係を築いた。母国の野球がどう成長したか問われたハジム監督は「明日見てください」と微笑み、報道陣の笑いを誘った。「ファンも増えて、子どもたちも野球のことを知るようになった」と国内での野球人気の盛り上がりを強調。「チェコで初めて野球の本が出版された。一番大きな章には『野球よりも大きなもの』というタイトルがついている」と実物を持ち出して、紹介した。 プレミア12はグループAが日本時間10日にメキシコで開幕。グループBの日本は13日、バンテリンドームで豪州代表との初戦を迎える。
THE ANSWER編集部