試合直前の悲運…明治大MF藤森が急遽欠場「来年、必ず」新潟医福大MF田澤との青森山田マッチアップはお預け
[12.25 インカレ準決勝 新潟医療福祉大0-0(PK4-3)明治大 栃木県グリーンスタジアム] 【写真】「イケメン揃い」「遺伝子を感じる」長友佑都の妻・平愛梨さんが家族写真を公開 試合直前のアクシデントだった。明治大(関東1)は当初先発が発表になっていたMF藤森颯太(3年=青森山田高)をMF林晴己(3年=高川学園高)に交代。藤森をベンチからも外して、FW高足善(2年=前橋育英高)を急遽ベンチ入りさせた。 「アップでピッチに入って、最初はフリーの時間があって、そのあとパスコン(パス&コントロール)の3種類目くらいのときに、右足に全体重が乗っちゃった。ゴリってなって、おそらく第五中足骨が折れているので、全治3か月くらいになると思います」 楽しみにしていたマッチアップもお預けとなった。新潟医療福祉大の左MFで先発した田澤夢積(3年=青森山田高)とは、中高6年間を一緒に過ごした仲。藤森が右MFで先発だったことから、真のマッチアップをする予定でいた。大会前から「試合がしたいね」と連絡を取り合っていたという。それだけに松葉杖をつきながら現れた藤森は、「いざ試合ができるとなって、試合前も2人で話して、夢積もワクワクしていたと思うけど、こうなっちゃった」と肩を落とす。 ただ楽しみを先に持ち越しただけと気持ちを切り替えている。そして新潟医療福祉大へのリベンジを固く誓う。田澤が話を聞いていた横で、藤森は「俺が出ていれば勝たせられたという感じはしています。来年、必ず証明します」と堂々と宣言。「でもこのサッカーをしてたら勝てないことは分かったので、まだまだレベルアップしたいと思います」と力強く話していた。