笹を使ってたまった厄を払う“清殿祭” 気多大社で新年の準備
今年も残すところ10日余りとなりました。 石川県羽咋市の気多大社では、すす払いやしめ縄の張り替えなど新年に向けた準備が進められています。 【写真を見る】笹を使ってたまった厄を払う“清殿祭” 気多大社で新年の準備 気多大社では20日、神職らが笹を使ってこれまでに溜まった厄を払う、年に一度の行事「清殿祭」が執り行われました。 神社は元日の地震により建物の一部が傾くなどの被害を受けたものの、拝殿や本殿に大きな影響は無かったということです。 また、新年に向けて神門の大締縄の張り替え作業も行われました。 ■気多大社の大注連縄「長さ4メートル20センチ、直径およそ60センチ、重さは100キロ以上」 大締縄は3本の太い縄を編んでねじることで捻りがゆるやかな点が特徴で、長さ4メートル20センチ、直径およそ60センチ、重さは100キロ以上あるということです。 気多大社・三井孝秀 宮司 「来年こそはいい年になりますようにということを気持ちを込めて掃除した。災害がなく平穏になれば」 気多大社では新年の初詣で、およそ22万人の参拝者を見込んでいます。
北陸放送