福原遥“密子”が抱える謎、レモン味のかき氷とラストで密会した衝撃の人物<マル秘の密子さん>
福原遥が主演するドラマ「マル秘の密子さん」(毎週土曜夜10:00-10:54、日本テレビ系/Hulu・TVerにて配信) の第3話が7月27日に放送された。密子(福原)が何者なのか、本当の目的は何なのか、謎に包まれたまま。そんな中でヒントになりそうな逸話が明らかに。さらに、ラストでは密子とまさかの人物がつながっていたことが分かった。(以下、ネタバレを含みます) 【写真】敵の遥人(上杉柊平)からコーディネート依頼された密子(福原遥) ■謎多き主人公による、謎多きドラマ 本作の主人公・本宮密子(福原)は、ファッションだけでなくメーク、メンタルにいたるまで、ありとあらゆることをサポートし、どんな手を使っても依頼者を必ず成功させるトータルコーディネーター。彼女が次の相手に選んだのは、不運続きのシングルマザー・今井夏(松雪泰子)だ。 2人がタッグを組んで目指すのは、“女社長”への大変身劇。密子は天使か悪魔か、物語は魅惑のサクセスストーリーか怒涛のサスペンスドラマか、すべては“マル秘”のドラマとなっている。 ■かき氷好きな密子の秘密 九条開発の亡き社長・謙一(神保悟志)が進めようとしていたプロジェクトを実現するため、次期社長に立候補した夏。夏の長男・智(清水尋也)に続き、裏切りにハラハラした第3話は長女の彩(吉柳咲良)が密子のコーディネートで変身し、夏の味方になった。 夏の目標に向かうため絆が深まった今井家。その終盤で密子の秘密につながりそうな描写が続いた。 密子の倒れたバッグからこぼれおちた日記帳を拾い上げ、中を見てしまった夏。そこには「助けて」「限界かも」「もう疲れた」「殺される」といった穏やかでない文字が並んでいた。 慌てて日記帳を奪い返した密子は、「小説を書いているんです。意地悪な人たちにいじめられた女の子の話です」と言った。 その女の子を助けてくれた人がいる。夏が「どんな方なの?」と聞くと、密子は「一度だけ、その人とかき氷を食べる機会があったんですけど、その人、レモン味がお好きみたいで。でも、それ以外のことは何も。命の恩人だけど、名前も居場所も分からない。だからお礼が言えなくて。…というお話です」とほほ笑んだ。 小説のネタとしながら、密子の口ぶりは本当のことのように聞こえもしたし、これまで密子がかき氷好きだと描かれてきたこととつながっているのではないかと思える。 密子と夏が話しているころ、今井家では智の「いつもの」かき氷が、レモン味であることが明かされたのも気になるところだ。 ■密子を出迎えた人物に視聴者「どういうこと?」 そして、小説の主人公とされた“女の子”が実在し、密子が何らかの関りがあるのではないかというのも焦点だ。それは、九条開発と関係ある可能性も。 そんなラストで、驚きの展開を迎えた。 コツコツとヒールの音を鳴らしながら密子が向かった部屋。扉を開けた先で「お疲れさま。ここまで順調にいってるようね」と密子を迎えたのは、九条家の婿養子だった謙一の義母で、九条開発会長の五十鈴(小柳ルミ子)だった。 この展開に、SNSは「え?どういうこと?」「まさかの会長が裏にいるの?」「まさかの繋がりがあった」「意味深すぎ」「五十鈴会長もかなり裏がありそうで気になる」と騒然とした。 ◆文=ザテレビジョンドラマ部