ダルビッシュが振り返るプロ1勝目「新井さんにすごいホームラン打たれて…」勝利は「共同作業」感謝忘れず
◇ナ・リーグ パドレス9-1ブレーブス(2024年5月19日 アトランタ) パドレスのダルビッシュ有投手(37)が19日(日本時間20日)、敵地でのブレーブス戦に先発。7回2安打無失点と好投し、今季4勝目を挙げ、史上3人目となる日米通算200勝を達成。プロ1勝目を回想した。 【写真】広島戦でプロ初勝利を飾ったダルビッシュ…ファンの声援に応える 試合後、忘れられない1勝を尋ねられたダルビッシュは「忘れられない1勝…」と熟考。プロ1勝目の思い出を振られ「それは覚えてますね。新井(貴浩)さんに右中間にすごいホームランを打たれて、野村謙二郎さんにも打たれたというのもありますし、それがやっぱり一番印象深いですかね」と2005年6月、プロ初登板で9回に連続本塁打を浴びたものの8回0/3を2失点で初勝利した広島戦を思い出し、目尻を下げた。 また、米国での思い出深い1勝にも「覚えてないな、そう言われると。分からないです」とし、レンジャーズ時代の13年、アストロズ戦であと1人のところで完全試合を逃した試合に「それは確かに印象深いですね」としみじみ。「(14年の)レッドックス戦もあと1人でノーヒットノーランがなくなったりとか、いろんなことありました」と懐かしんだ。 その上で「でも、全部みんなで共同作業で積み上げてきたもの」と勝利は救援陣や他の野手、首脳陣、スタッフら周囲の人がいてこそと感謝を忘れなかった。