【BCターフ】「危険な人気馬」一昨年覇者レベルスロマンスだが案外米国の小回りは苦手では?
ゴドルフィンのレベルスロマンス(セン6、C・アップルビー)は危険な人気馬だ-。一昨年はG1・3連勝でBCターフを制覇。昨年は4戦未勝利に終わったが、今年もドバイシーマC、チャンピオンズ&チャターC(香港)、オイロパ賞(ドイツ)でG1を3勝し、ここまでG1・6勝の実績を誇る。完全復活を果たし、圧倒的な人気を背負うことになりそうだが…。 一昨年のBCターフ(キーンランド開催)を勝っているものの、昨年は米国へ2度遠征し、散々だった。7月サラトガのG2ボウリンググリーンSは単勝1・5倍の断然人気だったにもかかわらず、2周目3、4角でつまずいて騎手が落馬し、競走中止。10月アケダクトのジョーハーシュターフクラシックも同様に単勝1・5倍の断然人気を背負いながら、直線で伸び負けて4着。米国の戦績だけを見れば、3戦1勝、着外2回ということになる。案外、米国の小回り競馬は苦手なのでは…。 キーンランドのBCターフを勝ったときはジェームズ・ドイル騎手を背に後方から外をまわって差し切る競馬だった。今年は先行策で結果を出し続けているが、ビュイック騎手がどんな作戦を選択するのか注目だ。