ルノー・日産・三菱自のトップが会見(全文3完)意見の相違はあった
RNBVはなぜ残すのか
レ・ゼコー:レ・ゼコーからまいりました、東京支局です。1つ、RNBVとNMBVについて聞かせてください。完全にNMBV、なくなるんですよね。ただ、どうしてその一方で、今おっしゃったように予備としてRNBVは置いとくと言うんですか。RNBV、そんなに役に立たないし、トリッキーなんでしょう。だったらどうして残すんですか、スナールさんと西川さん。 スナール:唯一お答えできるのは、NMBVについてはこれはやはり日産自動車と三菱自動車の間のことです。ただもちろん、RNBVというのは全体のRAMAに関わるところですので、申し上げましたように、RAMAについて話す時期ではありません。RAMAは存続しております。ですからもっとやるべきことはたくさんあるんですね、オペレーション上。これが公的な、単純な回答になります。 レ・ゼコー:ただNMBV、なくすんでしょう? NMBV、なくすんですよね。 司会:NMBVはなくすんじゃないのかという質問です。NMBVはなくすんじゃないかという質問。 益子:NMBVにつきましては日産さんと協議しながらどういう形にするのがいいのか、できるだけ早く結論を出したいというふうに思っております。ただ今の形で継続していくのは無理があるだろうというのは日産と私どもの共通の考え方です。 西川:今のご質問、RNBVとNMBV、これにありますとおり、要するに一番大事なアライアンスの会議体としてのアライアンスボードですね。ここはRNBVにもよらない、NMBVにもよらない、新しいアグリーメントで進めていくということで、実質的にはこの会議体とRNBVあるいはNMBVは関係ないと。従って、そこで、それぞれの会社をこれからどうしていくのかというのは、当然、このRNBVについてはスナールさんと私の間で議論をしていかなければいけないことであるし、NMBVについては益子さんと私の間で、どういうふうにしていくか、これから決めていかなければいけない。ただし、ポイントは、この新しい会議体は、このアグリーメントをベースにしたもので運営されるということになるということですね。そこが大事なとこだと思います。 司会:ありがとうございました。では、以上をもちまして記者会見を終了させていただきます。このあとフォトセッションに入らせていただきたいと思います。 スナール:皆さま、どうもありがとうございました。ご参加くださいまして、誠にありがとうございました。あらためてお礼を申し上げます。 (完)【書き起こし】ルノー・日産・三菱自のトップが会見