【からだが喜ぶおかゆレシピ】あさり佃煮のっけがゆ 優しいおいしさがじんわり胃に広がる
のっけることで生まれる、新たなおいしさ。フードライターの白央篤司さん、ごはん同盟のしらいのりこさんが「のっけて、食べる」楽しさを、毎日交互にレシピ付きで綴っていきます。 絶品 “のっけごはん” レシピ(全31品)の画像を一気見! きょうの当番は、白央さん。
vol.99 あさり佃煮のっけがゆ
おかゆさんにのっけるもの。ほぐしたシャケもおいしいし、梅干しもいい。だけど、だけど、私が一番好きなのはあさりの佃煮なんです。白がゆを熱々にこしらえて、あさりの佃煮をのせて、しばしフタをする。フタがなければラップでもよし。3~4分はじっくり置きたい。熱々のおかゆはそのぐらいの時間では冷めないから大丈夫。さあ、しばし待ちますよ。 ■材料(1人分) ・あさりの佃煮:4~5個 ・白がゆ:適量 ・青ねぎ:少々 ■作り方 (1) 器におかゆを盛り、あさりの佃煮をのせてフタをする。 (2) 3~4分ほど置いたら、刻んだ青ねぎをのせる。 フタを開けると、ほのかに漂う醤油の香り。あさりの佃煮がほどよくあたためられて、柔らかくなって、旨みがかゆに溶けだして。ざっくりと混ぜていただきます。甘くてほろ苦いあさりをじ噛みしめつつ、おかゆをすする。優しいおいしさがじんわりと胃に広がっていく感じが、たまらんのですわ。薬味は細ネギ、あるいは刻んだ三つ葉がおすすめ。 先日ミートソースの話してたら、昨日しらいさんがミートソース出してましたね。あの味噌ミートソース、ドリアにしたらうまそう……。 おいしいもののっけ隊(隊員2名) 白央篤司(はくおう あつし) 「暮らしと食」がテーマのフードライター。日本各地のローカルフードに詳しい。著書に『自炊力』(光文社新書)など。オレンジページやメトロミニッツなどでコラム連載中。 しらいのりこ お米料理研究家。米農家出身の夫、シライジュンイチと共にごはん好きの炊飯系フードユニット「ごはん同盟」として、美味しいご飯の炊き方やお米の料理、ごはんに合うおかずなどのレシピ考案を行う。
白央篤司