歯科医が選ぶ、虫歯を防ぐために避けるべき食品 10
氷
氷を噛み砕くのが好きという人は一定数いるかもしれない。そうは言っても、たとえどんなに好きでも歯にダメージを与えるほどの価値はない。固い氷を噛むと、歯やラミネートベニアにひびが入ったり、欠けることがある。また、歯のエナメル質が損傷して、高温や低温に対して知覚敏感になる恐れがある。
トマトジュース
栄養面でトマトは素晴らしいですが、歯にとっては違う時もあります、とディル医師は説明。トマトは非常に酸性度の高い食品なので、「過剰に食べると歯のエナメル質を損傷し、歯の痛みや知覚過敏、変色を引き起こすうえ、虫歯になりやすくなる」のだそう。「トマトは適度に食べるようにしましょう」と彼はアドバイスしている。
ポテトチップス
ついつい食べ過ぎてしまうポテトチップスは、臼歯の間に挟まりやすい食べ物。「でんぷん質の食品は歯や歯茎の細菌の餌となり、口腔内の健康トラブルの原因になる恐れがあります」とディル医師は語る。 「細菌が餌を食べると酸が形成され、歯のエナメル質を溶かして虫歯の原因となります。細菌はまた、歯周病や骨へのダメージを引き起こし、最終的には歯の喪失につながることもあります」
リコリスキャンディー
固くて、歯ごたえがあり、甘い。そんなリコリスキャンディーが好きな人なら、食べたあとに歯やあごが疲れることも実感しているはず。歯の健康面からいっても、粘着質で糖分が多いキャンディーを食べることは悪い口腔内細菌を招き入れることにつながる。
砂糖入りの甘いジュース
フルーツジュースの多くは酸性度が高く、砂糖も入っていて、歯の健康にいいとはいえない。たとえば、オレンジジュースの酸は、時間が経つと歯を保護するエナメル質を溶かしてしまう。いっぽう、砂糖は歯に残り虫歯の原因となります、とトムシック医師は語る。
アイスキャンディー
カラフルなアイスキャンディーは、「バイト」が作った歯にシミがつきやすい食品のトップリストにランクインしている。さらに、冷たいものに対して知覚敏感な人にもおすすめできない。