つるの剛士の子どもがバイリンガル&中学1年から留学した理由
幼いうちから英語が話せるようになった理由とは?
なぜ、英語が話せるように? って思いますよね。子どもの適応能力がすごいというか、柔軟なんだなと感心するところです! 次女が2歳になった当時は、まだまだ保育園の数も少なかった。我が家も保育園にどこにも入ることができず“待機児童”となってしまったんです。困ったなあと、奥さんといろいろ探していくうちに、近所に自宅で英語教育をしてくれる「プリスクール」を見つけたんです。そこで、奥さんと僕とで話し合って「ひとりくらい、英語が話せる子がいてもいいよね」なと通わせてみることになりました。半分“おためし”の感じもあったんですが、娘はとても楽しそうに通いだしたので、合っているのかもね! と、一安心。そのプリスクールは、先生がご自宅で開いているところだったので、とてもアットホームな雰囲気で「学童クラブ」のように、いろいろな年齢の子どもが出入りするようなところでした。 みたむ:なるほど! 英語はそのプリスクールで習得されたのでしょうか?留学やインターナショナルスクールに入学するための英語教育は、親も英語で会話をするような環境づくりをするご家庭が多いと聞きますが……。 ぜんぜんっ! 僕も奥さんも英語はまるで話せなかったもの(笑)。娘はプリスクールの中では英語で会話をして、うちに帰ってくると日本語……といっても、まだまだその日本語も不完全な年齢でしたけれど、急に「グッモーニン、ダディ」なんて言われてびっくり! ナチュラルに“バイリンガル”になっていきました。 子どもの適応能力ってすごいですよね。それからは家族で海外旅行に行っても、すべて彼女が通訳をしてくれるようになっていったので、ますます僕は英語を話さなくても困らなくなったりして……いいような悪いようなです(笑)。 その後、留学するにあたっては、情報収集や「お金」の問題(これは、子どもが多いほど大変です!)は親の責任として、しっかり果たしましたが、基本は本人の意思で進めていきました。子どもが見つけてきた“道”に自ら足を踏み出していく背中に、そっと手を添えて「パパとママの子だから、何があっても大丈夫だよ」と送り出すだけです。