<挑戦者たち・センバツ’23・山梨学院>選手紹介/2 高橋海翔一塁手(2年)/大森燦二塁手(2年) /山梨
◇高校通算44本塁打 高橋海翔(ひろと)一塁手(2年) 高校通算44本塁打のチームの主砲。1年秋から4番を打ち、昨春のセンバツや夏の甲子園でも主軸を任された。4番の座について「最初は緊張があったが、最近になってやっとしっくりくるようになってきた」と話す。 内角高めの速球をセンター方向へはじき返す打撃が持ち味。昨年のセンバツは5打数1安打に終わり、「うまく調整ができていなかった」と反省する。 甲子園で対戦したい投手は大阪桐蔭(大阪)の前田悠伍投手。「調子は上がっているので、世代トップの投手と対戦して自分のレベルを確かめたい」と準備に余念がない。 ◇「鉄壁の二遊間」形成 大森燦二塁手(2年) 主将の進藤天(2年)と「鉄壁の二遊間」を形成する。「目立つプレーよりもミスのないプレーを心掛けている」と責任感が強い。 下位を打つことが多い打撃でも「長打よりも短打。打線をつなげるのが自分の役割」と話す。そのためにネクストバッターズサークルでは、ずっと相手投手を観察して狙い球を探っている。 「1点を挙げた時の盛り上がりは昨年よりも上。勢いに乗ればうちは強い」とチームを評する。甲子園は楽しみだという一方で、「チームを代表して試合に出る責任をきちんと果たしたい」と表情を引き締める。=随時掲載