朝はスマホを制限!? ジェニファー・アニストンの美習慣を1カ月試してみた
スパに、シートマスク、旅行……セルフケアには、しばしば抽象的で、もっと言えばドリーミーなイメージがつきまとう。しかし実際、セルフケアを実践することは、メンタル的、感情的、スピリチュアル的、そして肉体的な健康にとって大きな変化をもたらす。それを体現しているのが、ジェニファー・アニストンではないだろうか。今回は、2021年の米Vogue誌で明かされたジェニファーのセルフケアルーティンを、ここ数ヶ月、エイジングに悩みはじめたライターが1ヶ月間試してみた。その効果は……? 【写真】ジェニファー・アニストンやジェニファー・ロペスも!40代セレブ16名の「おなかが出ていない」ワケ
1.起床後1時間スマホは禁止
ジェニファー・アニストンの起床時のセルフケアは、おそらく私に最も必要なものかも…… フレンズのスターは、少なくとも起床後1時間はスマートフォンを見ることはないそう。そして、彼女は言う。「これがもたらすメンタル的な違いは、1日全体に影響を与えるわ」と。 一方、私の1日は5時にはじまる。目覚めを知らせるアラームが鳴ってから、用を足して、顔を洗ってスキンケアをしたら、フェイスローラーまたはグアシャでマッサージ。その後、眠たい目をこすりながら白湯の準備。ここまでは、優等生寄りな朝のルーティンだけど、問題はこの後。白湯を入れている間に、インスタグラムをチェック。好きなセレブやインスタグラマーがポストやストーリーをアップしていたら、多少テンションは上がり「いい朝♡」なんて思ったりするけれど、もちろんそればかりではないし(むしろそればかりではないことの方が多い)、大体無意味にSNSを巡回するだけ。 その後、ヨガの練習(ポーズ)をするんだけど、その日の気分に合わせてBGMを決めるので、ここでもスマホをしばらくスクロールする。この時、おすすめの音楽とかポッドキャストに目移りしてしまうことが結構ある。体を動かして、頭が冴えてきたら、次はメディテーションの時間。ここでもスマホの登場。BGMを選んだり、ガイドメディテーションを選んだりするだけなら、まだいいんだけど、その間にちょこちょこ余計なこと(主にSNSをチェック)をしてしまうことも。 こうふり返ってみると、朝一番からいかに自分がスマホに依存して、スマホに操られているかがよく分かる…… ちなみに、ジェニファーはスマホを別の場所において、目覚まし時計や睡眠アプリにはiPodや古いiPhoneを使っているんだとか。確かにベットルームにスマホを持ち込むことはおすすめできないというのはよく聞く話だし、セレブもやっているんだから、真似しないわけにはいかない。 結果から言うと、これは本当にやって損はないはず。最初の3日間はちょっと落ち着かなかったり、不安さえ感じたけれど、4日目から「なんか、いいかも」と思うように。ヨガやメディテーションの練習にかなり集中できるようになったし、自分だけに集中できるている感じがかなり贅沢。今では、朝1番に他の人の生活や出来事をチェックしたり、情報をキャッチすることほど、無意味なことはないとまで思うようになった。別にそんなに生き急ぐ必要はないし、ちょっと出遅れたからといって、それこそ私の人生にはなんの支障ももたらさない。音楽やガイドメディテーションなしで無音のままヨガやメディテーションの練習をしたり、窓を開けて朝の鳥のさえずりを聴いたりして練習してみると、結構いい気分になれる。