「シーズン終盤の楽しみなんですよね」ソフトバンク山川穂高、本塁打で節目の記録目前も大切にしている数字とは
◆オリックス1―10ソフトバンク(14日、京セラドーム大阪) ソフトバンクの山川穂高内野手(32)が、先制打を含む2安打2打点で勝利に貢献した。通算250本塁打まで残り「1」としているが、気になる数字はそちらではないようだ。 ■どうしてこんな格好に…甲斐拓也ののけぞりハイタッチ【写真】 4回、2死二塁で追い込まれてから左前適時打を放ち先制点を奪うと、5回にも2死二塁で中前適時打を放った。 試合後の取材中、山川の手元のスマーフォンにはロッテ対西武の中継映像が流れていた。現在、本塁打と打点の2冠の立ち位置にいる山川。31本塁打は2位以下を10本以上差を離して独走状態。ただ、打点91は2位ロッテ・ソトと7打点差。少しでも気を抜けばあっという間に追いつかれる可能性もある。 「打点はチームの勝利がまずは大事なので。プラス、2位の人。ホームランよりは(抜かれる可能性が)あると思うので、そういうのは自分でもチェックしながら。それもシーズンの醍醐味というか、楽しみなので。今は日本ハムの結果、そしてソト選手の結果をちらちら見ながら『よしよし』という感じでやるのが、シーズン終盤の楽しみなんですよね」と、タイトルを狙える選手にしかできない楽しみを味わっている。 記録達成目前としながらも、「チームの優勝とタイトル獲得はセット」と語っていた山川にとって、今大事なのは本塁打よりも打点なのかもしれない。(大橋昂平) 【#OTTOホークス情報】 【おすすめ記事 小久保監督一問一答完全版】 「シルエットがほっそりして」【▼小久保監督一問一答完全版は下記関連リンクから▼】から
西日本新聞社