40代・50代「今ある服」であか抜けるコツ。迷ったら白を入れるだけで見違える
「憧れて服を買ったけど自分が着るとなんだかイメージに合わない…」と悩む人も多いのではないでしょうか。そんな“老け見え”や“ダサ見え”を回避する着こなし術を、パーソナルスタイリストの杉山律子さんに教えてもらいました。
“自分らしいファッション”が老けない秘訣
「『あの人、なんかすてき』の正体って、じつは服ではないんです」。そう話すのは、これまで数百人のおしゃれ迷子を救ってきた、パーソナルスタイリストの杉山律子さんです。杉山さんいわく、老けて見えない人のポイントは“自分らしさ”にあるのだそう。 「自分らしさとは、自分に合う服を、自分に似合うように着こなすことで生まれます。そのために必要なのは、まずなりたい自分像を見つけること。そして体型に合う服を選び、自分に似合わせる作業を行うこと。この3ステップでだれでも着こなし上手になれます」(杉山さん、以下同)
着こなし力を上げるために覚えておきたいこと
自分らしいファッションをしようと思っても、コーディネートが分からないという方も多いのでは。まずは自分らしく服を着こなすための基礎を身につけましょう!
●STEP1 なりたいイメージをもつ
「雑誌やSNSを見ていいなと思うコーデには、必ず共通点があるはず。それがあなたのなりたいイメージであり、服選びの基準となるもの」と杉山さん。 好きな女優さんをイメージしてもOK。
●STEP2 自分の体型に合うアイテムを選ぶ
服を選ぶ際には、なりたいイメージに合う服のなかから、体型をカバーしてくれるものを選ぶこと。 「その服を着たとき、自分がすてきに見えるかどうかが判断基準になります」
●STEP3 着こなしを工夫する
腕まくりなどの着こなしの工夫は、服を自分に似合わせるために不可欠な作業。 「あとは服の色選びや組み合わせ方の基本を知れば、毎日のコーディネートに迷わなくなるはず」
コーディネートを決めるときのコツ
コーディネートのイメージが湧いたら、次は実際に服を選んでみましょう。ここでは、コーデを決める際のコツをご紹介。
●抜け色・中間色・締め色の3つを意識する
コーデの基本は抜け色、中間色、締め色から1色ずつ選び、全身を3色以内で抑えること。 「ただし同じグループ同士の組み合わせは難易度が高いので注意」