異変?夏の小倉名物“九州産馬限定戦”に「テイエム」が0頭…今年のひまわり賞を勝つのは
今週末から夏の小倉開催、「夏コク」がスタートする。名物の2歳戦、九州産馬限定競走は4鞍組まれている(すべて芝1200メートル)。開幕週(29、30日)の土曜5R、日曜5Rの新馬戦、2週目の未勝利戦(7月7日)、最終週の2歳オープン、ひまわり賞(7月20日)の4鞍だ。 土曜5Rは14頭立て、日曜5Rは13頭立てとなった。「カシノ」の冠名で知られる柏木務オーナー(九州軽種馬協会会長)の所有馬は土曜5Rにカシノクンプウ、カシノシンボル、カシノシンマナ、日曜5Rにカシノトップラン、カシノベティと計5頭が出走する。一方で、08年、16年には同じレースに大挙6頭出しを行っている冠名「テイエム」の馬が今年は開幕週の新馬戦に出走0頭となった。 九州の馬産地、鹿児島、熊本、宮崎で誕生したサラブレッドたち。ヨカヨカの岡浩二オーナーやイロゴトシで中山グランドジャンプを連覇した内田玄祥オーナー、九州種馬場でけい養(よう)されているネロの西山茂行オーナーの所有馬など、ひまわり賞へ向け、どの馬が好発進を決めるのか。 ちなみに「テイエム」の竹園正継オーナーが所有するテイエム牧場(鹿児島県)産のテイエムサガボーイ(セン2、平山宏、父テイエムジンソク)が11日に佐賀のひまわり賞チャレンジカップを3馬身差で快勝。こちらもひまわり賞参戦があるのか、注目の存在だ。