２０２５年用の年賀はがきの販売が１日、全国一斉に始まった。富山中央郵便局（富山市桜橋通り）でセレモニーがあり、大勢の人が買い求めた。 セレモニーにはハンドボール女子・アランマーレ富山の清水杏夏選手が参加し、購入した人に記念品などを手渡した。清水選手は毎年、大学時代の恩師に年賀はがきを送っており、「良い文化だから残ってほしい」と話した。 買い求めた高岡市の平尾紀美雄さん（８３）は「趣味の切手収集でつながった仲間に送りたい」と話した。 ２５年用の全国の当初発行枚数は前年比２５・７％減の１０億７千万枚で、このうち北陸３県に２８０６万枚を配分した。１２月１５日に配達の受け付けを開始する。 郵便料金の値上げに伴い、年賀はがきも１枚６３円から８５円になった。
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