福島県郡山市の熱海中1年生が精米の工程を理解 会津若松市の工場を見学 「感働!ふくしま」プロジェクト
福島県内企業の魅力を若者に伝える県の「感働!ふくしま」プロジェクトの小中学生向け工場見学は3日、会津若松市の東北むらせ福島工場で行われた。郡山市の熱海中1年生28人が精米の工程に理解を深めた。内堀雅雄知事が同行した。 生徒は熱心にメモを取りながら、佐藤善倫工場長から精米を袋詰めするまでの流れについて説明を受けた。コメを一時的に保管する倉庫や精米機、品質管理室などを見学した。終了後、工場で精米した県産コシヒカリなど3種類のコメを食べ比べした。 内堀知事は生徒に「今日の見学を将来の仕事を決める大事な1歩目にしてほしい」とエールを送った。 遠藤咲希さん(12)は「家でコメを作っているが、精米の様子を見たことがなかったのでとても勉強になった」と話した。