特別なものはつくらない!仲良し嫁姑の平野レミさんと和田明日香さんの年末年始ごはん
もういくつ寝ると、年末年始の楽しい会食シーズン。楽しみな一方で何を作ろうか困っちゃう~。ですよね!そこで、仲良し嫁姑の平野レミさんと和田明日香さんに、年末年始の人が集まる日のごはんについて聞きました。作る人も、食べる人もみんな笑顔になれるハレの日ごはんを、とくとご覧あれ! 【画像】特別なものはつくらない!仲良し嫁姑の平野レミさんと和田明日香さんの年末年始ごはん みんなで食べたら、何だってごちそうよ!笑顔も会話も、ぜーんぶごちそうなんだから!――レミさん 「ごちそうを作らなきゃ」なんて気負わず、作り慣れた物を作るのがいちばん!――明日香さん
年末年始は三世代で集まり「いつもの味」で迎えます
結婚して以来15年、年末は明日香さん宅で、お正月はレミさん宅で過ごすという仲良し一家。レミさんが腕をふるい、明日香さんも料理を持ち寄って、家族みんなで賑やかに新年を迎えます。 【レミさん】お正月といっても特別な料理は作らないのよ。いつも通りの物を作るのが、うち流。私もゆっくりしたいから、オーブンで肉を焼いたり、火を使わなくていいようにお刺し身や野菜をのっけたどんぶりを作ったりするの。そんなときあーちゃん(明日香さんのこと)は、よく筑前煮を持ってきてくれるわね。 【明日香さん】筑前煮は普段からよく作るんですが、飾り切りのれんこんを入れてちょっと華やかにします。作り慣れない物を作って失敗するより、普段からみんなが食べている、自分が作り慣れている物がいいと思うんです。その方が、一緒に食べる人も嬉しいし、何となく落ち着く感じがありますよね。
おいしく、楽しく食べて「べろシップ」!
【レミさん】そうそう!大事なのは、みんなが一緒に食べること。私はよくべろシップっていうんだけどね、べろって、舌(=味覚)のことよ。家族で「おいしいっていう幸せやその記憶」を共有するべろシップは、スキンシップ以上に大事だと思うの。孫たちが今は何となく食べている料理でも、大きくなったときにべろを通して家族を思ってくれたら嬉しいわね。だから、みんなで食事を囲むお正月は、べろシップを深めるのにぴったりよ! 【明日香さん】みんなで大皿を囲むと、子どもたちは、普段は食べないちょっと苦手な料理も少しは食べてくれる(笑)。だから、「おいしい! 楽しい!」って思いながら場を共有するって大事なことだと思うな。 【レミさん】あーちゃんは、普段から子どもたちに決して「食べなさい!」って無理強いしないの。偉いでしょ。その代わり、自分で「おいしいなぁ」っていいながらモリモリ食べる。そういう親の姿を見ていると、子どもはいつか自然に食べるようになるものよ。みんなで集まるお正月は、気負わず楽しく作れるものを作って、家族みんなでおいしく食べるのがとにかくいちばんね!」。