300万円入った通帳に「240円」の利息が! 今までは「12円程度」でしたが、金利上昇の影響でしょうか? 次はいつ利息が入金されますか?
普通預金利息の計算方法
では、300万円を普通預金に入れていた場合、1年でどれぐらいの利息がもらえるのか計算してみましょう。普通預金の利息には変動金利が適用されます。つまり、定期預金のように金利が決まっているわけではありません。 今回は、普通預金金利0.02%のときに1年間預け入れたと仮定して計算します。実際に受け取れる利息は以下の通りです。 税引き前受取利息 300万円×0.02%=600円 税引き後受取利息 600円-600円×20.315%=約480円 つまり300万円を金利0.02%で1年間預けて得た利息600円から、所得税等の税金が引かれ、約480円の利息が受け取れることになります。 ただし、実際には年2回の振り込みなので、1回あたりは240円ほどです。
まとめ
2024年1月は普通預金の金利が0.001%でしたから、300万円預け入れていても利息は年間で24円ほどでした。それと比較すると、マイナス金利政策解除後の金利上昇により、普通預金の利息が大幅に増加したことが分かります。 金利は2024年9月にも引き上げられており、次回2月の利息は、8月よりも増える見込みです。これは預金者にとっては良いニュースですが、同時に注意すべき点もあります。 預金金利の上昇は、借入金利の上昇も意味するからです。住宅ローンや車のローン、クレジットカードの金利などについても、上昇する可能性があることを気に留めておくといいでしょう。 出典 日本銀行 金融政策の枠組みの見直しについて 三菱UFJ銀行 普通預金 執筆者:FINANCIAL FIELD編集部 ファイナンシャルプランナー
ファイナンシャルフィールド編集部