日本初公開の標本も!超圧巻の「巨大恐竜展 2024」体験レポート!
「バロサウルス」、福井県で見つかった「フクイティタン」の恐竜ロボットを近くで見ることが出来たのですが、歯や首の太さ、動き・形の違い……同じ草食恐竜でも、体の構造にこんな違いがあるとは、初めて知りました。
■第5章「巨大恐竜の終焉」――敵は肉食恐竜だけじゃない! 草食恐竜たちの生存戦略とは
白亜紀の地層の研究から衰退していったことが伺える「竜脚類」。代わりに多く発見された恐竜から草食恐竜の生存戦略を深掘ることができます。
首から肩にかけて背中に並ぶ大きな鎧のような骨の板が特徴的な、この恐竜は「デンバーサウルス」。背中の円形や四角形の骨が多く並んでいますが、身を守る時に使ったと言われています。「ヨロイ竜類」という名前の通り、身を守る甲冑が歩いているよう。全長6mほどと、今まで登場してきた恐竜に比べると小柄ですが、生き残るための確かな武器を持っていたことがわかります。
同じくヨロイ竜類で、映画『ジュラシック・パーク』の原作者「マイケル・クライトン」博士からちなんだ属名が名付けられたという「クライトンぺルタ」も、尻尾がハンマーのようで可愛いですよね。 音声ガイドナビゲーターを担当されているサンシャイン池崎さん、ナレーターを担当されている声優の山下大輝さんの言葉が胸にぐっとささる場面もありました。巨大恐竜たちはどうしてこれほど巨大になったのか? 恐竜の化石達が教えてくれるメッセージはどんなものなのか? このイベントを通じて感じてみてはいかがでしょうか。 大好評のため開催期間は9月14日(土)まで延長されました。是非この迫力と感動を横浜で味わってみてくださいね♪