日本初公開の標本も!超圧巻の「巨大恐竜展 2024」体験レポート!
現在、パシフィコ横浜 展示ホールでAで開催中のイベント「巨大恐竜展 2024」。開催期間が延長するほどの好評ぶりということで、私、前島花音が取材し、迫力ある展示の数々と巨大恐竜の魅力をご紹介します!
■「巨大恐竜展」とは
ロンドンの大英自然史博物館で開催された企画展の国際巡回展で、パシフィコ横浜での開催が最初の会場です。 約46億年にわたる地球の歴史のなかでも、史上最大の陸上動物と言われる「竜脚類」の恐竜たち。会場には、世界最大級の巨大竜脚類パタゴティタン・マヨルムの全身復元骨格標本を日本初公開していたり、福井県立恐竜博物館、福井県立大学恐竜学研究所の監修のもと、竜脚類以外の恐竜や、恐竜以外の古代~現代の様々な生物の標本も国内外合わせて100点が集結しています。 その大きさや迫力に驚きの声が出てしまう展示はもちろん、恐竜たちが歩んだ歴史・巨大化してきた経緯、現存する巨大な生物についてなど……興味深い情報を、体験なども交えながら楽しく学ぶことが出来るイベントです。 第5章まである展示の中から特に気になったポイントをご紹介していきます。
■第1章「生物の巨大化」――巨大な生物たちが誘う展示へ、スタート!
会場に入ってまず迎えてくれるのは、全長20mを超える大型の草食恐竜「トゥリアサウルス」と長い大きな2本の牙が特徴的な「ステップマンモス」の復元骨格標本。「巨大恐竜展」というイベントの始まりにふさわしい大柄の2体が生きていた時代や、大きさを知ることができます。
そして、そこを抜けるとひときわ目立つ白い骨格が‥‥
これは現存する「ナガスクジラ」の実際の骨格です。頭部だけもで人がスポッと入ってしまいそうな大きさ! 2020年5月に福井県美浜町に座礁した死体をもとに製作した標本だそうで、全長は18m、年齢査定から80歳を超えていることも分かったんだとか。骨格近くにあるビデオでは、当時骨格を制作した際の様子を見ることができます。 館内に4か所ある写真撮影サービスでは、取り付けられたカメラで撮影ができるので、是非あなたも自分との大きさ比べを楽しんで下さいね。